2014.02版でのPAW計算
Up to Install, Compile, Usage回答が遅れて申し訳ありません
2014.01版では、PCC(Partial Core Correction=部分内殻補正)が入っているPAWポテンシャルを使って計算する場合に不具合がありました(PCC補正項を二重に勘定) 。2014.02版ではこれを修正しました。このため、Feの全エネルギー値が異なるようになってしまいました。
ただ、原子の計算部分で一定数分のシフトが生じるだけですので、相対的な値(異なる格子定数でのエネルギー値、異なる結晶系間のエネルギー差)などは変化しません。
以前の結果を再現するには、コンパイル時に-DPCC_with_PAW_OLD をつけてPHASEバイナリをつくり計算すると以前の振る舞いとなります。
山崎
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