: 点エディター
: 逆空間ビューアー
: 概要
目次
起動方法
逆空間ビューアーは, PHASE-Viewerのいくつかのポイントにて起動することができます. 以下に, その箇所を列挙します.
- ekcal入力編集画面
- ekcal入力制御画面(第5.2.3節)の``kpoint sampling''ビューの``FBZ''ボタンをクリックするとやはり起動します.
- バンド計算用初期詳細設定画面
- 図 5.51の, バンド計算用初期化詳細設定画面の``boot_kpoint_generator''ボタンをクリックすると起動することができます.
なお, 結晶構造をブラベー格子で入力している場合, lattice_systemパラメーターの指定の応じて基本格子に変換し, 描画します.
起動直後のスクリーンショットを, 面心立方格子の場合について図 9.1に図示します.
図 9.1:
面心立方格子の第一ブリユアンゾーンを表示している例.
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図 9.1に表示されているメニューについて簡単に説明します.
- Fileメニュー
- ファイル操作などを行います.
- export graphics to file
- 画面を画像ファイルにエクスポートします. VRML出力にも対応しています.
- exit
- この画面を閉じます.
- Viewメニュー
- 表示方法の設定を行います. 原子配置ビューアーと同等なので, 詳しくは第 8章をごらんください.
- Toolsメニュー
- 各種ツールを起動します.
- Fermi surface
- フェルミ面描画用GUIを起動します. 詳しくは第 9.4節をごらんください.
- energy contour
- 逆空間におけるエネルギーのcontourを描画するためのGUIを起動します. 詳しくは第 9.5節をごらんください.
- kpoint
点を作成するGUIを起動します. 詳しくは第 9.3節をごらんください.
- Preferences
- 各種設定を行うことができます.
- light
- 光源の設定を行います. 第8.7.5節にて説明した, 光源設定エディターを起動することができます.
- appearance
- 表示の設定を行うGUIを起動します. 詳しくは第9.6節をごらんください.
jkoga
平成22年4月27日