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: ジョブ制御 : uvsor-epsilon制御用GUI : 実効制御用GUI   目次


結果解析

uvsor-epsilonによって得られた誘電関数の結果は, 結果解析画面の``epsout''を選択すると表示されます. 図 5.60にそのスクリーンショットを図示します
図 5.60: 誘電関数計算結果表示画面.
Image epsilon_results_epsout

誘電関数が, テーブルで表示されています. このテーブルの各カラムの表す量を下記します.

energy (eV)
電磁波のエネルギー
real part
誘電関数の実部
imaginary part
誘電関数の虚部
n
屈折率の実部
k
屈折率の虚部
abs
吸収係数
R
反射スペクトル

分極ベクトルとポインティングベクトルの成分をすべて0にした場合, 誘電関数ではなく誘電テンソルが出力されます. その場合に得られるGUIが図 5.61です.

図 5.61: 誘電テンソル計算結果表示画面.
Image epsilon_results_epsout2
この場合, 図 5.61から分かるように実部と虚部がタブで区切られて表示されます. テーブルの各カラムは誘電テンソルの各成分( $ xx, xy, xz, \ldots$)に相当します.

さらに, 第2高調波感受率($ \chi_2$の計算を行っている場合, ``SHG''タブを選択することによってその結果を参照することができます. その場合に得られるGUIが図 5.62です.

図 5.62: 第2高調波感受率計算結果表示画面.
Image epsilon_results_chi2
この場合は, テンソルの各成分がタブで区切られています. 各タブ内のテーブルの各カラムは, 次の量に対応します.
Photon energy (eV)
入射光のエネルギーです.
real part
$ \chi_2$の実部です.
imaginary part
$ \chi_2$の虚部です.
abs
$ \chi_2$の絶対値です.

いずれの場合も, テーブルの下のボタン領域からデータをエクスポートしたりグラフ化したりすることができるのはこれまでと同様です.


jkoga 平成22年4月27日