ここでは, PHASE入力ファイルの基本的な設定を行います. ほとんどの項目はデフォルトのままでも計算を行うことが可能ですが, PHASEは様々なオプションを組み合わせることによって 安定で, 高速な第一原理計算 を行うことが可能なように設計されています. 系に応じて様々なオプションを設定していただくことをお薦めします. ただし, 計算で利用する結晶構造だけはユーザー自身が記述する必要があります. この画面から, CIF形式 で記述された結晶構造を読み込むことは可能となっています. 入力ファイルは, おおよそ次の設定項目があります. これらは, この画面のタブを切り替えながら編集を行うことが可能です.
Control: 計算全体に関わる設定を行うことができます.
Structure: 結晶構造などを指定します.
Accuraccy: 計算精度に関わる設定を行います.
Solver: 波動関数のソルバーや電荷密度の混合方法などを指定します.
PostProcess: 計算終了後に行う後処理を指定します.