この画面は, ``input''ボタンをクリックするとまず得られる画面, 図 5.7です. また, 他の編集を行っている際には``general''タブをクリックすることによって表示することができます. この画面上からは次の操作を行うことができます.
入力ファイルテンプレートをコピーするためには, ``input file''領域にある``template''ボタンをクリックしてください. すると ファイル選択ダイアログが起動しますので, 望みの入力ファイルを指定すれば現在のサブプロジェクトにある入力ファイルに上書きされます. 入力ファイルのファイル名の編集は, この領域のテキストフィールドではなく, 次に説明する``file_names.data''ファイルの編集操作で行ってください.
file_names.dataファイルはPHASEが入出力ファイルを指定するためのファイルです. このファイルをGUI上から編集したい場合, ``edit file names'' 領域にある, ``edit file names''ボタンをクリックしてください. 図 5.9の, ``file_names.data編集用GUI''が起動します. このGUIに示されている識別子の下のテキストフィールドに対応するファイル名を入力してください. ただし, 通常デフォルトのファイル名で特に問題は 生じません. また, エディターを利用して直接編集する場合は``edit file names using editor''ボタンをクリックすればfile_names.dataファイル を引数に登録されているテキストエディターが起動します.
擬ポテンシャルファイルは, PHASEの仕様ではfile_names.dataに指定するようになっていますが, PHASE-Viewerは独立に設定するようにしています. 擬ポテンシャル関連の操作は, 図 5.7の``pseudopotential file(s)''領域で行います. ここでは, 元素情報の設定も 行うことができるようになっています. まずは, 入力ファイルの記述に従い元素の情報が``element info''テーブルに表示されます. このテーブルの各カラムは次のような意味を持っています.