: uvsor-epsilon制御用GUI
: ekcal制御用GUI
: 実効制御用GUI
目次
結果解析
ekcal結果解析用画面のほとんどはPHASEと共通です. 違いは, バンド計算の結果を解析する画面をデフォルトの状態で選択することができる点です.
結果解析画面の``band''タブを選択した際に得られる画面を図 5.56に図示します.
図 5.56:
バンド計算の結果を解析するための画面.
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この画面からは, 固有値データ(F_ENERGファイル)からバンド図を作成するためのPerlスクリプト, ``band.pl''を起動することができます.
図 5.56
の``run band.pl''ボタンをクリックしてください. その結果現れる画面を図 5.57に図示します.
図 5.57:
``band.pl'' Perlスクリプトを起動する画面.
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ここでオプションを適切に設定し, ``ok''ボタンをクリックすればバンド構造のepsファイル,
``band_structure.eps''が作成されます. band.plのオプションは下記の通りです.
- erange(min)
- エネルギーの最小値を入力します. 入力しない場合データの最小値が採用されます.
- erange(max)
- エネルギーの最大値を入力します. 入力しない場合データの最大値が採用されます.
- einc
- エネルギーの目盛りの間隔を指定できます.
- ptype
- ``line'', ``solid_circles''という選択肢があります. ``line''を選ぶと直線で, ``solid_circles''を選択すると塗りつぶされた黒丸でバンド図を作成します.
- width
- 図の幅を変更することができます. デフォルト値は1です.
- with_fermi
- フェルミレベルないし価電子帯上端のエネルギーレベルを描画します.
- color
- カラー表示します.
作成されたepsファイルは, ``view''ボタンをクリックして表示することも可能です. 例として,
シリコンのバンド構造を第11章で説明する画像ビューアーで表示している様子を図 5.58に図示します.
図:
``band.pl''を利用して得られたバンド構造図をPHASE-Viewerの画像ビューアー(第11章)で表示させている様子.
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jkoga
平成22年4月27日