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データセットのインポート/エクスポート

データセットを外部ファイルからインポートしたりエクスポートすることも可能です. この操作は, 図 10.3\vbox{\kern3pt\textcircled{{\scriptsize 6}}}に配備されている ``import dataset''と``export dataset''ボタンをクリックすることによって行うことができます.

``import dataset''をクリックするとファイル選択ダイアログが現れるので, インポートしたいファイルを選択します. インポート可能なファイルならば 新しいデータセットが作成され, 図 10.3\vbox{\kern3pt\textcircled{{\scriptsize 1}}}のデータセット表示域に表示されます. インポート可能なデータ形式を表 10.1に図示します.

表 10.1: インポート可能なデータのファイル形式.
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#! identifier1 identifier2 identifier3 $ \cdot \hspace{1mm} \cdot \hspace{1mm} \cdot $
  value11 value12 value13 $ \cdot \hspace{1mm} \cdot \hspace{1mm} \cdot $
  value21 value22 value23 $ \cdot \hspace{1mm} \cdot \hspace{1mm} \cdot $
  value31 value32 value33 $ \cdot \hspace{1mm} \cdot \hspace{1mm} \cdot $
  . . . .
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#から始まる文字列はコメントとみなされ, 無視されます. #!からはじまる文字列で識別子を指定することができます. 識別子を指定しない場合は デフォルト識別子が作成されます. その後はデータ域になります. 各列が, データセットの一データとなります. データの数と識別子の数は 整合性がないとうまく取り込めない場合がありますのでご注意ください.

現データセットを外部ファイルへエクスポートする際には, 図 10.3\vbox{\kern3pt\textcircled{{\scriptsize 6}}}の``export dataset'' ボタンをクリックします. 図 10.7で示している,「データセットエクスポート用GUI」を得ます.

図 10.7: データセットエクスポート用GUI.
Image dataset_manip_export

このGUIの利用方法を説明します.

  1. データセットの名前を表示します.
  2. エクスポート先のファイル名を表示します. ``choose''をクリックすることによってファイル選択ダイアログから選択することも可能です. 起動時に規定のファイル名が入力されています. 必要に応じて変更してください.
  3. このデータセットをエクスポートする場合はこのチェックボックスを有効にしてください.
  4. ``do export''ボタンをクリックするとエクスポートが行われます. データセット一つにつきファイルが一つ作成されます. エクスポートの形式は表 10.1と同様です.


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jkoga 平成22年4月27日