: 初回起動前の処理
: PHASE-Viewer
: 目次
目次
はじめに
本マニュアルは, PHASE-Viewerバージョン3.1(以下PHASE-Viewer)のユーザーマニュアルです. PHASE-Viewerの全機能を詳細に説明します.
PHASE-Viewerは, 第一原理擬ポテンシャル電子状態計算プログラムであるPHASEをはじめとする, 主に固体用の
シミュレーションソフトウェアによる計算を簡便にすることを目的とした統合環境です. PHASE-Viewerをご利用いただくことにより,
下記の操作を統一されたGraphical User Interface(以下GUI)上で行うことが可能です.
- 計算のファイルやディレクトリーの管理(第3章).
- 入力ファイルの作成, 編集(第5章).
- 原子配置の可視化, 編集(第5章, 第8章).
- 第一ブリユアンゾーンの可視化, マウスクリックによる対称
点ファイルの作成(第9章).
- ローカルおよびリモートホストへのジョブ投入(第4章, 第5章).
- BeanShellスクリプト1.1による, 高度な計算の制御(第6章).
- 計算結果の解析(第5章).
- 原子配置取り込み(第7章).
- グラフ作成, 画像ファイル作成・閲覧(第10章, 第11章).
本節の残りの部分では, PHASE-Viewerを使い始めるまでの手続きを説明します. 以下の説明では, インストールディレクトリーを``INST_DIR''と表記します.
jkoga
平成22年4月27日