: 実効制御用GUI
: 入力ファイル編集
: ``phonon''ビュー
目次
``DFT+U''ビュー
DFT+U法による計算を設定するには, 振動解析と同様まず入力ファイル編集用画面の任意のタブ上で「右クリック」を行い, 結果現れるメニュー(図 5.8)から``DFT+U''
を選択してください. 図 5.31が得られます.
この画面について説明します.
- include Hubbard correction
- ハバード補正を行う場合, このリストから``on''を選択します.
- ``Hubbard''領域
- ここで, プロジェクターに対して有効クーロン相互作用の値を指定します. プロジェクターの設定そのものは,
``projector_list''タブをクリックすると得られる図 5.32から行います.
- energy unit リスト
- エネルギーの単位を指定します.
- ハバード補正表示テーブル
- プロジェクターの番号と, そのプロジェクターの有効クーロン相互作用の値が記述されたテーブルです.
- new hubbard correction領域
- 新たにプロジェクターに対して有効クーロン相互作用を指定する場合, ここで設定を行います. 次の操作を行うことができます.
- `no.''とあるテキストフィールドにプロジェクターの番号を入力し, ``ueff''とあるテキストフィールドに有効クーロン相互作用の値を入力します.
- テーブルに登録する場合, ``add''ボタンをクリックします.
- テーブルで選択中のデータを削除する場合``delete''ボタンをクリックします.
- 既存のPHASE入力から入力する場合``from file''をクリックし, 結果表れるファイル選択ダイアログより目的のPHASE入力ファイルを選択します.
図 5.31の``projector list''タブをクリックするとプロジェクターの設定を行う画面, 図 5.32が得られます.
この画面の説明を行います.
- ``projector list''テーブル
- 登録されているプロジェクターの一覧が表示されます.
- ``new projector''領域
- ここの操作で新たにプロジェクターを登録します. 次の操作を行ってください.
- まず, 次の操作で新しいプロジェクターを設定します.
- ``group''テキストフィールドでプロジェクターのグループ番号を入力します.
- ``radius''テキストフィールドで有効原子半径を指定します.
- ``l''リストから方位量子数を指定します.
- テーブルに登録する場合, ``add''ボタンをクリックします.
- テーブルで選択中のデータを削除する場合``delete''ボタンをクリックします.
- 既存のPHASE入力から入力する場合``from file''をクリックし, 結果表れるファイル選択ダイアログより目的のPHASE入力ファイルを選択します.
- ``assign projector''領域
- PHASEの現実装では, 射影演算子は元素ごとに割り振る仕組みになっています. この領域で, 利用している元素の隣のリストから利用したいプロジェクターのgroupの値を選択します. 0は無指定に対応します.
jkoga
平成22年4月27日