: 逆空間ビューアー
: 等高線の描画方法
: 等高線を描く面の指定
目次
等高線の描画方法
等高線を描画する際, 描画する面の指定のほか, どの値をどのような色に割り振るのか, 透明度を設定するのか, など, 等高線の描画方法を設定する必要があります.
このような設定を行うには, 図 8.45, 8.46の上部に配備されている
``appearance''タブをクリックしていただくと現れる図 8.47の画面を利用します.
図 8.47:
等値面の描画方法をカスタマイズする画面.
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図 8.48:
結晶シリコンで電荷密度の等高線を描画している例.
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この画面からは, 次の操作を行うことが可能です.
- 最大値, 最小値の設定
- ``min'', ``max''テキストフィールドにそれぞれ最小値と最大値を入力します. デフォルト値はデータの最小値/最大値です.
- 透明度の設定
- ``transparency''で透明度の設定を行います. 0から100の間の数字を入力してください.
- カラーマップの設定
- ``color map''リストから使用するカラーマップを選択します. ご利用いただけるカラーマップは, 等値面の場合と同じです.
- カラーバーの設定
- ``color bar''でカラーバーの設定を行うことができます. 等値面の場合と違い, 複数のカラーバーを配備することが可能です.
等高線の設定が終了したら, 画面下部に配備されているボタンを利用して等高線を付け加えたり削除したりすることができます.
- apply
- 既存の等高線に対し, 変更を反映します. 等高線が一つも描かれていない場合は新たに付け加えます.
- add
- 画面の設定に併せた等高線を描画します.
- remove
- 選択中の等高線を削除します.
- close
- 画面を閉じます.
図 8.48に, シリコン結晶のある面に沿った電荷密度の等高線を描画した例を図示します.
jkoga
平成22年4月27日