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: 初期化用GUI : サブプロジェクト制御用GUI : ``phonon''ビュー   目次


ekcal制御用GUI

``ekcal''は, PHASEによって計算されたself-consistent field(SCF)を利用して任意の$ \bm {k}$点での固有値を計算するためのプログラムです. ekcalは, 入力ファイルの仕様などはPHASEと共通になっています. ekcalには, たとえば下記のような利用方法があります.
バンド計算
対称線上の$ \bm {k}$点の情報を提供することにより, バンド構造の計算を行うことができます. 対称線上の$ \bm {k}$点作成は, それを支援するPerlスクリプト(band_kpoint.pl)も付属しています. また, 第 9章にて説明する逆空間ビューアーを利用してグラフィカルに作成することも可能です.
状態密度計算
一旦PHASEの計算をMonkhorst-Pack法による$ \bm {k}$点サンプリングで行った後, 状態密度の計算はekcalを利用してtetrahedron法による$ \bm {k}$点サンプリングで行うことができます.





jkoga 平成22年4月27日