next up previous contents
: ``magnetic state''ビュー : 入力ファイル編集 : ``atomic configuration''ビュー   目次


``post processing''ビュー

図 5.7の``post processing''タブをクリックすると, SCF計算が終了した後のポスト処理を指定する画面, 図 5.25 が得られます. この画面の詳細を説明します.

図 5.25: 状態密度計算の設定を行う画面.
Image phaseinput_post_dos

図 5.25は, 状態密度の計算に関わる設定です. PHASEは, 全状態密度のほか, 原子ごとの局所状態密度, 層ごとの局所状態密度の計算などを行うことが可能です. 状態密度計算について設定可能な項目を下記します.

total DOS
全状態密度に関わる設定を行います. ここでの設定は, 局所状態密度の計算にも有効です. 下記の設定項目があります.
atomic local DOS
原子ごとの局所状態密度の計算の詳細を設定します. 下記の設定項目があります.
layer DOS
層分割局所状態密度の計算の詳細を設定します. 下記の設定項目があります.
原子配置テーブル
構造緩和の設定と同様, ここでも原子配置表示テーブルが配備されています. ここでは, 原子ごとに局所状態密度を計算 すべきか否かを表す属性(``aldos''5.2)と, 層分割局所状態密度計算において対応する原子がどの層に属するかを指定するための属性(``num_layer'')が編集できるカラムが追加されています.

さらに, 図 5.25で``charge''タブをクリックすると電荷密度の書き出し方法に関わる設定を行うための画面, 図 5.26が得られます. 電荷密度は, 電荷密度のほか, 任意のエネルギー範囲内の部分電荷密度の出力を行うことも可能です.

図 5.26: 電荷密度書き出しに関わる設定を行う画面.
Image phaseinput_post_charge
図 5.26で設定可能な項目は下記の通りです.
valence charge
全電荷密度書き出しに関わる設定を行います. 下記の設定項目があります.
partial charge
部分電荷密度書き出しに関わる設定を行います. 下記の設定項目があります.


next up previous contents
: ``magnetic state''ビュー : 入力ファイル編集 : ``atomic configuration''ビュー   目次
jkoga 平成22年4月27日