next up previous contents
: 計算用ファイルの入手とコピー : 初回起動前の処理 : Ghostscriptの入手   目次

起動スクリプトの編集

インストーラーによってPHASE-Viewerの起動スクリプトが作成されますが, ご利用の環境に応じて若干の編集を施して いただくとより一層便利にお使いいただけるようになります. 起動スクリプトのパスは,
INST_DIR/bin/phase-viewer_DIR¥bin¥phase-viewer.bat(Windows)です. 起動スクリプトをエディターで開くと, 下記のような行が見つかるはずです.1.2
INST_DIR/_jvm/bin/java -Djava.library.path=INST_DIR/lib -Dchase.home=INST_DIR
      -Dfile.encoding=SHIFT_JIS -jar INST_DIR/bin/phase-viewer.jar
このままでもPHASE-Viewerを起動することはできますが, 「JVMが利用できるメモリーの最大値」を変更しておくことをおお勧めします. ただしこの値はインストール時に入力を促されたはずであり, そこで 設定した値で問題ないのならばここであらためて設定し直す必要はありません.

「JVMが利用できるメモリーの最大値」を指定するには, JVMに-Xmx???mというオプションを渡します. ここで???は任意の整数であり, JVMが動的に確保しうるメモリーの最大値を メガバイト単位で指定します. たとえばJVMが最大1GBのメモリーを利用することを許可する場合, 上記のコマンドを次のように書き換えてください.

INST_DIR/_jvm/bin/java  -Djava.library.path=INST_DIR/lib -Dchase.home=INST_DIR
    -Dfile.encoding=SHIFT_JIS -Xmx1000m -jar INST_DIR/bin/phase-viewer.jar
                              ^^^^^^^^

あくまで確保し得る最大のメモリーであり, いきなりここで指定した値をJVMが確保するわけではありません. 従ってある程度大きな値を指定しても通常問題はありませんが, 実装メモリーを超える値は指定しないようご注意ください.1.3



jkoga 平成22年4月27日