: 複数軸を持つグラフの作成
: グラフの作成
: ``quick plot''ボタンによるグラフ作成
目次
データセット制御モジュール
PHASE-Viewerグラフツールは, 一次元の列情報と対応する識別子などを一まとめにしたデータ構造を利用します(以下``データセット''と称します).
このデータセットを読み込んだり書き出したり, あるいはそれを元にグラフを作成したりするモジュールが``データセット制御モジュール''です.
メニューから``module''
``graph tool''と選択するか, 結果表示画面に表示される``plot''ボタンをクリックすると
図 10.3に示すデータセット制御モジュールを得ます. この場合, メニューから起動した場合はデータセットは
取り込まれていない状態で, 結果表示画面から起動した場合は対応したデータを取り込んだ状態で起動します.
データセット制御モジュール, 図 10.3の利用方法を説明します. 画面のデータセット制御域は左右に二分割されており,
左側がグラフの独立変数の, 右側が従属変数のデータセットの制御を行います. 利用方法自体はほぼ同じなので, 説明は左側についてのみ行います.
- データセット表示域です. データセットの数だけツリー表示され, データセット内のデータそのものはその下に「リーフアイコン」とそのデータの識別子で表されます.
- このボタンで, グラフに描画したいデータを登録/登録解除することができます. 左側の, 下向き矢印のアイコンで選択中のデータを登録, 右側のばつ印のアイコンで
の「登録されたデータの一覧」で選択中のデータを登録解除します.
- ここで, グラフを描画する際に利用されるデータの一覧を表示します.
- グラフ描画の際の軸操作を行います. ``create''ボタンで新規軸を作成することができます. また, ``remove''ボタンをクリックすると現在の軸が削除されます. とある軸に対応するデータを登録する, 確認する, などの作業を行う場合左のリストからその軸を選択します. 複数軸プロットについては第10.2.3節を参照してください.
- 複数のグラフを並べて描画する場合, この領域で操作を行います. ``create plot''ボタンで新たにプロットを, ``remove plot''で選択中のプロットを削除します. 複数のプロットを持つグラフの作成については第10.2.4節を参照してください.
- グラフ作成, データセットのインポートやエクスポートを行います. ``plot''ボタンでグラフ画面(第10.3節)を, ``import dataset''ボタンでデータセットのインポートを, ``export dataset''ボタンでデータセットのエクスポートを行います. データセットのインポート/エクスポートの詳細は第10.2.5節を参照してください. また, ``close''ボタンでこの画面を閉じます.
jkoga
平成22年4月27日