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: ekcal制御用GUI : 計算結果解析 : ``structural evolution''ビュー   目次


``phonon''ビュー

PHASEは振動解析を行うことができますが, 図 5.8で示しているように, タブを右クリックすることによって現れるメニューに 表示される``phonon''を選択すると, 図 5.48の画面を得ることができます.

図 5.48: ``phonon''タブをクリックすると得られる画面.
Image phaseresults_phonon

この画面からは, PHASE付属の``freq.pl''と``animate.pl''という二種類のPerlスクリプトを操作することができます. ``freq.pl''を利用すると振動数レベル図を作成することができます. また, ``animate.pl''を利用すると基準振動の固有ベクトルを 可視化することができます. 詳しくはPHASE TOOLSマニュアルをご参照ください.

図 5.48\vbox{\kern3pt\textcircled{{\scriptsize 1}}}にある, ``run freq.pl''ボタンをクリックすると``freq.pl''を実行するための画面, 図 5.49が得られます. ここで 適切なオプションを設定し(オプションについてはPHASE TOOLSマニュアルを参照), ``ok''をクリックすれば振動数レベル図, ``freq.eps'' が得られます. ``view''ボタンをクリックすれば作成した振動数レベル図を閲覧することもできます.

図 5.49: ``freq.pl''を実行する画面.
Image freqplpanel

``animate.pl''の利用方法は, ``dynm2tr2.pl''の利用方法とほぼ同様です. 図 5.48\vbox{\kern3pt\textcircled{{\scriptsize 2}}}の, ``run animate.pl''ボタンをクリックしたら現れた画面上で必要に応じて``control.inp''ファイルを編集し, ``ok''としてください. 基準振動の固有ベクトルの情報を含んだ拡張トラジェクトリー形式のファイルが基準振動の数だけ得られます. リストから目的のファイルを選択し ``view''ボタンをクリックすればビューアーで可視化することも可能です.

最後に, 図 5.48\vbox{\kern3pt\textcircled{{\scriptsize 3}}}には``mode.data''の内容が直接表示されます. このファイルの内容の詳細は PHASEユーザーマニュアルをご覧ください.



jkoga 平成22年4月27日